腎盂尿路造影検査


腎盂尿路造影検査は造影剤を点滴して尿を作り出す左右の腎臓から尿管、膀胱、尿道までの通り道を肉眼的に検査する方法です。いわゆる尿路結石、尿検査で潜血陽性(尿に血が混じっている)などの場合に行われます。




左の図は腎臓から尿管、膀胱、尿道までを表した模式図です。図の黄色い部分が造影剤によって映し出されます。尿は腎臓で作られはじめに腎盂にたまり、その下の尿管へ流れ、膀胱にたまっていきます。
左の写真は右背部痛を訴えて来院した男性のお腹の写真です。特に異常を認めませんが、尿検査で多量の血液が混入していることがわかりました。
さっそく造影剤を点滴し腎盂尿路造影を行ったところ、右の腎盂が左に比べてはっきりと拡大しているのがわかりました(白く映っているところが腎盂で左の腎盂(画面では右側)にくらべて拡がって見えています)。この腎盂の下に右尿管が見えていますが、この腎盂と尿管の境目におそらく結石があり、尿の通過障害を起こしているものと想像されます。