保険で禁煙治療が可能となりました 2008.05.17
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を開始しました 2004.09.02
世界最小の長時間心電計(ホルター心電計)を導入しました 2003.02.26.
インフルエンザ感染者がではじめました 2002.12.13
「パナルジン」を服用されている方へ 2002.08.08
栄養指導の曜日が変更になりました 2002.06.06
花粉症情報 2002.02.01
いつまでたっても咳が止まらない人はいませんか? 2002.02.01
心筋梗塞で倒れた人の70%はこれが初めての発作でした! 2002.02.01
生活習慣病予防のための運動はどうしたらいいの? 2002.02.01


保険で禁煙治療が可能となりました
喫煙はニコチン依存症という病気です。動脈硬化による心臓病、脳卒中、各種の癌や老化につながります。これまで自費で治療が行われてきましたが、5月から当院でも保険で治療を行うことが出来るようになりました。また、治療薬にも新薬が登場し、これまでのニコチンガム、ニコチンパッチとは異なり内服薬が使用可能となりました。この薬は商品名がチャンピックスといい、はじめの1週間は喫煙しながら服薬していくもので、2週目から完全禁煙を行い12週間続けるものです。この薬の特徴はこれまでの薬と違い、ニコチン自体ではないので体内への影響がないこと、服薬中に喫煙するとタバコが美味しくないと感じさせる作用があり禁煙率が高いことです。


睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を開始しました
不整脈、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞ひいては突然死につながる睡眠時無呼吸症候群の診断が簡単な方法で検査できるようになりました。夜寝ている間だけ携帯型のパルスオキシメーター(手の指先に挟むタイプ)をつけていただくものです。通常2晩装着して頂き翌日病院にもってきて頂ければ検査完了です。後日解析結果をご説明致します。戻る


世界最小の長時間心電計(ホルター心電計)を導入しました
不整脈の診断に欠かせない長時間心電計は徐々に小型化が進んできましたが、それでも手のひらよりやや小さい程度の大きさでした。今回当院では世界最小のホルター心電計を導入致しました。重さは40gで電極とのケーブルも使い捨てタイプの衛生的なものとなり、外からは装着していることが全くわからなくなっています。これまで心電計の装着が煩わしく患者さんの負担になっていた検査が比較的容易になりました。戻る
                         


インフルエンザ感染者がではじめました
12月12日からインフルエンザウイルス感染者が当院でも発生しています。38度後半から39度を越える発熱、のどの痛み、激しい頭痛が発症後急激に増強する特徴が見られています。インフルエンザウイルスをやっつけることができる薬がありますが、発症後48時間以内に投与開始する必要があります。かかったかな?と思ったら早めに受診することをお勧めします。戻る

「パナルジン」を服用されている方へ
「パナルジン」という薬について新聞などで副作用が報道され、心配されている方が多いと思います。このお薬は心臓病や脳梗塞、手足の血行が悪いなどの病気をお持ちの方に処方される大事かつ有用な薬です。これは数年前にも当時の厚生省から注意するように勧告が出されていましたが、副作用発生率が減らないために再度報道されたものです。注目点は副作用はこの薬をはじめて飲み始めた人に発生する可能性があるということで、以前から飲みつけている人にはほとんど関係ないということです。副作用の発生は内服開始後3ヶ月以内に集中しており、それ以上服用を続けている人はまず問題ないと考えてよいようです。ご心配な方はかかりつけの先生にご確認ください。戻る


栄養指導の曜日が変更になりました。
今月6月から栄養指導の曜日が変更になりました。第1木曜日は従来どおりですが、第3木曜日が第3月曜日に変更になります。
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今年もスギ花粉症の季節がやってきました。
花粉症の方、すでにお薬をお使いでしょうか?花粉症はスギやヒノキなどの花粉によって引き起こされる「アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎」のことで、クシャミ、鼻水、鼻づまり、涙目、目が痒いなどの症状がでてきます。今年の花粉の飛散予報は昨年よりはやや少なめとの予想ですが患者さんにとっては辛いことに変わりありません。3月も終わりに近づきスギ花粉は終息傾向となりヒノキ花粉が中心になりつつあります。点鼻薬、点眼薬、内服薬など花粉症状がでる2週間くらい前からの使用が推奨されますが、今からでも遅くはありません。抗アレルギー剤の使用をおすすめします。戻る


いつまでも咳が止まらず苦しんでいる方はいらっしゃいませんか?
ここ数年来咳が出始めるとひどくて止まらない、夜になると咳がひどくて眠れない、明け方から朝起きるころにひどい咳が出て止まらないなど、かなり咳を主症状に受診される方が増えています。この咳はほとんどの場合「咳喘息」といわれるもので、いわゆる喘息(気管支喘息)の前段階と考えられています。これはアレルギーが原因で発生するものであり、風邪などの感染症とは全く異なるもので、咳止め薬が全く効かないことが特徴です。これに対しては気管支喘息と同様に、気管支拡張剤、抗アレルギー剤、ステロイド剤が用いられます。肺の腫瘍や肺結核、肺炎など他の病気が否定される場合、ステロイドの吸入を約2週間行うことで咳を止めることが可能です。なかなか咳が止まらない方は早めにご相談ください。戻る


急性心筋梗塞患者さんの約70%が初めての胸部症状であったことをご存知ですか?
急性心筋梗塞の患者さんのおよそ70%が初めての胸部症状(胸が痛い・・)が心筋梗塞の始まりでした。いいかえれば
前兆なんかなかったということなのです。動脈硬化とはコレステロールなどが蓄積し血管が狭くなり血行が悪くなることですが、高血圧症、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、喫煙、肥満など生活習慣病をきちんとコントロールしていないと、この狭心症(一時的に胸が痛くなり、だいたい20分以内に元に戻る)が発生してきます。狭心症だけではまず命にかかわることはあまりありませんが、ひとたび心筋梗塞となれば10%〜30%程度の死亡率が発生します。狭心症の症状はかなり苦しいものですから、胸の痛みを自覚すれば普通の人は病院を受診し以降それなりの治療の恩恵を受けますので、このひとたちが心筋梗塞へ進行することはむしろ稀で、危険信号である狭心症症状を感じていない人たちに、いきなり心筋梗塞がやってくることの方が多いのです。生活習慣病が気になっているものの症状がないから放置している方、あなたたちがまさに心筋梗塞になる人たちなのです。戻る


生活習慣病予防のための運動はあまりきついものではなく有酸素運動でなければいけません。左の図は運動を続けた時の吐く息を採取して酸素、二酸化炭素量を見たものです。ATポイント以降は無酸素運動になりますから、これはエネルギー代謝の面から目的にそぐわないため、ATポイント直前くらいの運動強度がお勧めです。このATポイント直前くらいの運動は、脈拍に換算すると138-年齢/2くらいになります。60歳の人であれば138−30=108/分の脈ということになり、30秒間に50回ほど脈打つ運動の強さを続けることが最も効率的であるといえます。戻る




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